GENEXUSユーザ事例セミナーに参加してきた。

モデルベースで要求を定義することにより、JavaC#Rubyなどのコードを自動生成するツールである。最近は、作るというよりも利用するという流れの中で自動化ツールが大きく取り上げられることも少なくなってきている。そんな中で出席してみたら、会場は300名超の大入りでビックリした。
適用事例も増えているようで、IPAで提示しているソフトウェアメトリクスの人月、FP(ファンクション・ポイント)指標を参考にGenexusによる生産性の高さを訴えられていた。
ドトールコーヒー社の事例発表があった。約1,400画面を含む販売・会計の基幹システムでありIPAでのメトリクス算出式によると1,500人月、35,764FP相当になるという。この規模を総勢15人前後のチームで開発した。同社の一番の問題は、オープンシステムのマルチベンダーで構築したシステムのインフラのバージョンアップへの対応だという。Genexusのプラットフォーム非依存に期待されたという。
本ツールに限らず、この手のツールを利用することによりユーザ企業主導でシステムを構築できることではないだろうか。自分たちが使うシステムは自分たち自身で作るという動きがあちこちで起きてきているようだ。
会場で、旧知のお二人にお会いし、居酒屋で情報交換してきた。