日経SYSTEMS.6月号に開発支援ツール利用実態調査が掲載されていた。

回答は、1,898人。その中で分析設計ツールのベスト3は、SI Object Browser ER、Enterprise Architect、astah*。ER/StudioやERwinは番外にも無かった。しかし、SI−OB ERはデータモデリングツールだが、EA、astah*は、UMLを中心としたデータモデルのみならず広くカバーしたツールが。これらを同一に対比するのもやや乱暴な気がする。
EAやastah*でもデータモデル図は描けるが(EAでは拡張UMLでの表記)、やはり専用ツールの方が使い勝手」に勝るということだろうか。それとも、最も利用が多いと思われるUMLのクラス図やシーケンス図はフリーソフトもありラインナップが多く票がバラけたのだろうか。
Xupperが番外で名を連ねていたが、ER/Studioなどデータモデリングツールとしては確固たる位置を占めていると思っていたのだが、代替わりしたのか、それとも利用局面のレイヤが異なるのか。読みすぎかもしれないが、大規模なDB設計局面が少なくなってきているとも読み取れる。