DB/DCのOB会に参加してきた。

DB/DCと聞いて、うなずいてくれるのは相当の年配者かもしれない。DCはDataCommunicatinの略で、TPモニタとおきかえても良いかもしれない。MF(メインフレーム)全盛期の頃のOSを取り巻く中核のミドルウェアであり、具体的な製品としてはIMS、CICSなどである。DBMSと合わせて、オンラインアプリケーションを構築する上での重要な役割を果たしていた。(今でも現役で活躍しているが)
MFは今でも活躍しているかの話となり、金融系の某社では中核商品の契約管理では、健在という。健在というよりも、多くの商品のビジネスロジックが組み込まれており、その部分を他のインフラで作り直すなど不可能ということのようだ。
オープン系システムの保守は、MF以上のコストがかかる。システム毎に、OSや言語が異なっており、その要員確保だけでままならない。乱造された異種環境のシステムを単一環境に集約したいというMF回帰などで盛り上がった。。
クラウド化については、物理データが何処に置かれるのかわからない(データセンターが何処にあるのか)というのが一番の不安材料という意見に皆賛同。。