イタリア旅行記その2

■イタリア旅行記その2
2日目は、6:30モーニングコール、7:20朝食で、8:00にバスで出発。客室は綺麗だったが、朝食は、パンとコーヒー、果物だけ。同行した人で近くのスーパーで生ハムと生野菜を買ってきていた人がいて少し分けていただいた。生ハムは美味。
ツアーの朝は早い。
ジュリエットの生誕地、ベローナに向けて出発した。高速の両側は、ぶどう畠が並ぶ。ポプラ並木とえんとつの家が、点在し北海道の風景にも似ている感がある。高速は、ミラノ方面へ。ベローナはリトルローマとも言われ観光客も多かった。ジュリエッタの像の胸に触ると恋が成就すると言われ多くの人が押し掛けていた。
ダンテ像、ローマのコロッセオに次ぐという円形劇場の遺跡アレーナなど歴史的な建造物も多く、近代と中世の入り混じった街という感じだ。修学旅行か小学生の団体を多く見かけた。
果物・野菜市場も出ていて、フルーツ盛合せを買う(3ユーロ)。美味しかった。
ベローナからベネチア方面へ少し戻り、フィレンツ方面、ボローニャへ向かう。窓の外は雨模様になってきた。
ボローニャは、雨だった。今までの観光地と違い、働いている人がいて生活感のある町である。雨のせいもあり、肌寒く街ゆく人々もコートを着ている。
ランチは、ミートソースパスタ、鳥肉とポテトのオイル焼き、カスタードクリームのデザート。グラスワインを付けた。
ボローニャは、あまり観光コースにはなっていないとのことで、添乗員さんもはじめてとのことであった。斜塔と広場まで行って戻る。町を歩いていると途中ものすごい大雨いなってきた。表通りの商店街では、1階がアーケードになっていて雨をしのぐことができた。アーケードの上は、3Fから突き出て居住スペースとなっている。観光客よりも普通に生活している人たちがいて、良い雰囲気ではあったが、とにかく雨でずぶぬれとなった。狭
いタイル張りの路地を車が、結構なスピードで通ってきて、雨もあって気を付けないと危ない。イタリアの車は、日産マーチのような小型車、車種はフィアットが多い。セダンはめったに見かけず、たまに見るとメルセデスである。この街に限ったことではないが、縦列駐車の隙間が狭い。良くも止められたと思うし、果たして出られるだろうかと。聞くところによると、出るときは、前後の車に体当たりして隙間を広げてでるらしい。バンパーは傷つけても問題とならないらしい。良く見ると、どの車もバンパーは確かに傷だらけだった。

一路、フィレンツェの郊外カレンツアーノに向けて、出発。郊外のホテルのため、近くにレストランは無く、ホテル内にはあったが、大きなスーパーが近くにあり、そこで食料を買い込み部屋食とする。
生ハム、チーズ、パンとワインの夕食を取る。ワインがとにかく安い。5ユーロも出すと結構おいしいものが手に入る。若干日本で飲むワインよりもアルコール度数が低いかもしれない。さっぱりして、悪酔いしないようだ。スーパー廻りは、地元の食材が見れて中々楽しい。(続く)