グーグルが検索エンジン用に開発したバッチ処理システムをベースにしたHadoopが企業システムにも適用が進んでいるとか。(日経コンピュータ2010.4.28)

大量データを処理するのに、RDBMSを直接アクセスするよりも一旦テキストファイルの落して、Map処理で抽出・分解、Reduce処理で集約・計算を行う。分解した単位で独立した計算機でおこなうため、処理データ量が増えた場合にはマシンを追加して並列処理が可能ということだ。
ERPパッケージ華やかりしころは、バッチ処理は極力なくし、全てオンライン化という流れであった。無理をしつつオンライン化したところもあるが、しかし日本では結局のところあまり減ってはいないようだが。バッチ処理の高速処理技術があると、また違ったアプリケーション構造が組めるかもしれない。バッチ処理でのDB化を全否定することにならないか少し心配ではある。。