一番メジャーなのは、PMIが作成したPMBOKであろう。

プロジェクトマネジメントのバイブル的なものとなっている。他に、SWEBOKというソフトウェアエンジニアリングの知識体系を記したものも著名だ。昨年、BABOK、DMBOK(CD-ROM)という2冊がリリースされた。BABOKは、ビジネスアナリストという、システム構築での要件定義あるいは、それ以前のシステム化計画でのやるべきことをまとめたもので、翻訳版も出ている。
DMBOKはデータ管理の機能スコープを網羅したもので、DAMA(データ管理協議会)がまとめたものである。データガバナンスを含めてデータ管理の領域を10のスコープに分けている。EAにおけるDAや、データモデリングMDM、DWH・BI、DQメタデータなどすべからく網羅しており、各々についていかにして実行するかを、ゴール・原則、アクティビティ、役割、技術、組織などのマトリックスとしてフレームワークを定義している。
データ管理の索引簿となりそうだ。