IBM社のInformation On DemandカンファレンスでインメモリDBであるsolidDBの話を聞いてきた。

OracleのTimesTenの話題が多かったが、インメモリDBの技術や適用領域など興味深かった。通常のDISK型のDB2との性能測定結果で大きく差異が出るのは、APがネットワーク超えでなく、インメモリDB上にAPライブラリを置いた場合。Joinが何層にもなる複雑なSQL(即ちBIなどの分析系)には向いていない。クラウド化では、Hadoop、No SQL、KVSなど非RDBMSの選択が取りざたあれているが、インメモリDBも1つの選択子となりうる。TimesTenへの優位性としては、バックエンドとしてはOracle,SQLServerなど他社DBを接続してのキャッシュ化が可能という。証券など金融系の対規模OLTPシステムや電子マネー読み取りの組み込み系での適用事例もあるとのこと。
実装の一つの選択肢として頭に入れておきたい。TimesTenについても少し知識を仕入れておかないとである。。
IODでは、BPMツールのILOG、非構造化データ管理&BPMのFileNet、BIのCognos、マイニング系のSPSS、InfoSphereの中ではDataStageとよく買収されたし。。メタデータ関係もあったと思うのだが。。