あるコンピュータメーカー系の研究会の全体会議に久々に参加した。

この研究会は、よくあるユーザー会とは一線を画し、独立した立場をとっている。メーカーの製品やサービスに対しての改善や要求提案も行うが、1年間かけて研究論文を仕上げるのがミッションだ。テーマ毎に6つの部会に分かれていて、10名前後のチーム毎に分かれ研究を行う。研究メンバは、毎年募集しているが、年間300名位となる。私も昔は、この研究会メンバとして活動したが、今は、運営側の支援をお手伝いしている。運営は、メーカーの支援を受けてはいるが、基本は各参加メンバーの所属会社によるボランティアである。
研究もさることながら、異種企業の人と交流できる絶好の場である。それも9時−5時のビジネスタイムに集合するので、参加するメンバにとっては嬉しいだろう。今は、ネット上で社外の人たちと気軽に交流できるようになってきたが、やはりリアル会うのは別だ。最近は、社外研修に参加する意識でやってくる方が多くなったが、それであっても、新たな出会いはきっと将来の糧となるだろう。
なお、この研究組織はワールドワイドのものであり、海外での会議などにも参加して交流している。