DOA+第3分科会に参加してきた。第一分科会で作成した業務要件整理表とそれに基づいて作成した各表記のデータモデルが発表された。
業務要件整理表は、
A.情報処理の手順として情報がいつ誰によってどのような順番で作成されているか(ワークフロー)
B.情報の構成:画面、帳票を構成するキー、属性
C.加工データ:Bで定義した属性の加工ルール
これら3つを定義すれば、データモデルとして必要な要件は全て満足しているだろうということでまとめたもの。
ここには、全ての必要なデータとその導出ルールが記述され、これ自身がモデルとなっているとみなすこともできる。表記による違いを集約しようとの試みの一つである。
内容は、近々DOA+のHPで会員向けに公開される予定なので、参照してみていただきたい。
要件整理表は、表形式で、XMLタグ上に自然言語で埋めていく方式なので、これ自身がリポジトリィへの第1歩ではある。しかし、本来のモデルがが先かこの要件整理表が先なのかは考えさせられる。やはり、図で表したモデルは視覚に訴え、直感的に理解できる。
ちなみに、登場したモデル表記は
IDEF1X
TM
TH
UML(クラス表記)
各モデルを見比べて見るには役立つ。