以前プロジェクトとでご一緒させていただいた方からの依頼で、ソフトウェア会社で講演させていただく機会を得た。その会社では、半期決算毎の全体会議で、各プロジェクトの技術発表や外部講師(今までは関連会社の方であったそうな)を呼んで話を聞くのだという。「モデリングのすすめ」というお題で、今日情報システムで抱えている課題解決そして、希望あるIT業界のためにモデリングを行おうといったもの。
講演の後、豪華抽選会付き懇親会にも参加させていただき、若手技術者と意見交換することができた。その会社は、新人で入っての集合教育でJava研修をやっており、UMLのクラス図やシーケンス図は皆さん経験があり、「データモデルってクラス図のようなもんですよね。」と。。
クラス図、シーケンス図は、一昔前のフローチャートレベルに認知度は高まっているようだ。
一口にクラス図といっても分析クラス、設計クラスといろんなレベルのものがあるのだが、まずは実装に近いところから、即戦力になるところからというのは企業の新人」研修としてはいたし方無いところだろう。
本来のモデリング教育はどこで行うべきか。大学でもシラバスに取り入れているところも出てきておりうれしい傾向ではある。